DASDボリューム内にあるデータセットの一覧(VTOCリスト)を出力する

IEHLISTユーティリティー

プログラム名は、MSPではJSGLIST、VOS3ではJSFLISTですが、いずれもIEHLISTの別名が付いているのでMVSと同じ名前でも利用できます。

VTOCリストは、3種類のタイプから選択でき、それぞれ標準(短縮)、フォーマット、ダンプの各形式で編集されます。上記SYSIN内のLISTVTOC文の順序もそのように並べてあります。ボリューム内に、どのような名前のデータセットがあるかをとりあえず調べるなら、標準(短縮)形式が見やすいでしょう。volumeの箇所に調べたいDASDボリュームのボリューム名を指定します。

ISPFバッチによるDSLISTユーティリティー

z/OS専用です。普段の作業で使用するISPFのDSLISTユーティリティーをバッチで実行する例です。DSLISTユーティリティーの、VIEW=Volume、SpaceおよびAttrib相当の項目が出力されますので、IEHLISTの標準形式よりも情報量は多いです。

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