02.REXXを実行してみる

【2008/10/27 original author TAKAO】

REXXプログラムの最低限の形は以下のとおりです。

これを、HELLOとか、適当なメンバー名で保管してください。
REXXは最初に/* REXX */というコメントで始まらねばなりません。これはVMからの伝統なのですが、まぁ、ルールだと思ってください。次のsayは、日本語で「言え」ですよね。ダブルクオーテーションの文字列を「言います」。プログラムは大文字、小文字を区別しません。(内部では全部、大文字で処理します。)

TSOで実行する時は、

です。
CLISTと同じようにPDSに入れておいてください。いちいちデータセット名を指定するのがイヤだったら、SYSEXECかSYSPROCのライブラリーの中にいれておけばいいです。
バッチで走らせる場合は、PGM=IKJEFT01,PGM=IKJEFT1BもしくはPGM=IRXJCLです。IRXJCLは本当にREXXのバッチですから、TSOコマンドを利用するのが個別に呼び出さねばならず面倒です。TSO環境下で動かすことを強くお勧めします。

REXXのライブラリはSYSEXECに登録します。プログラムのメンバー名は、PARM=’ ‘に記述するか、SYSTSINの入力としてください。ここらへんがよくわからない人は、こちらの「TSOとISPF」の記事を参照してください。

ぜひ、やってみてください。Hello World!が出ればREXXが動いています。

【2008/10/27 original author TAKAO】

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